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医師国家試験

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医師国家試験受験資格

 医師国家試験の受験資格は医師法第11、12条の規定により次のとおり定められています。

1 学校教育法に基づく大学において、医学の正規の課程(医学部医学科・6年制)を修めて卒業した者。
2 防衛医科大学校卒業生(防衛庁設置法第19条)。
3 医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1年以上の診療及び公衆衛生に関する実地修練を経た者。
4 外国の医学校を卒業し、又は外国で医師免許を得た者であって、厚生労働大臣が上記の二つと同等以上の学力及び技能を有し、かつ、適当と認定した者。
5 沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令第17条第1項の規定により、沖縄復帰前に琉球政府の医師法(1955年立法第74号)の規定による医師免許を受けたものとみなされる者であって、厚生労働大臣が認定した者。

医師国家試験の出題基準

 医師の国家試験は、出題科目が限定されているのではなく、基礎医学・臨床医学・社会医学などすべての医学関連科目が出題範囲となります。また、医師国家試験は、科目ごとの試験ではなく、すべての科目を取り混ぜた総合問題形式で出題されます。医師として知っておくべき内容を出題するとして、4年に1度「医師国家試験出題基準」が出され、そこに挙がっている項目、疾患、症候等を基本として出題されます。

医師国家試験試験構成

 医師国家試験は、現在、試験は3日間、計500題の選択肢問題で行われています。それぞれ一般問題1点、臨床実地問題3点で計算され、2問以上間違うとそれだけで不合格となる禁忌肢問題が含まれています。

必修の基本的事項・一般問題
必修の基本的事項・臨床実地問題(長文形式含む)
医学総論・一般問題
医学総論・臨床実地問題(長文形式含む)
医学各論・一般問題
医学各論・臨床実地問題

医師国家試験合格基準

 医師の国家試験の合格基準は次のとおりで、一般問題・臨床実地問題の基準については合格発表時に掲示されます。

・一般問題(総論+各論):相対基準 (例年65%前後で推移)
・臨床実地問題(総論+各論):相対基準 (例年60%台後半で推移)
・必修問題(一般+臨床実地):8割 (絶対基準)
・禁忌肢の選択数:1問以下 (絶対基準)
 必修問題で採点除外などの調整がなされた場合は、採点対象の問題について8割以上の得点で合格となります。また、禁忌肢の選択数は2問以下などに変更されることがあります。

医師国家試験の試験地

 北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県の12都道府県

医師になるには

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 医師になるには、医師国家試験に合格して医師免許を取得することが必要です。そのためにはまず、大学受験でも最も難しい医学部や医科大学の受験を突破して医学部に入学することが必要です。医学部は国公立は別としても、私立大学では授業料等年間にかかる経費がかなりの高額になりるうえ、他の学部と違って6年間通うことになるため、保護者と授業料等の負担についてよく話し合うことが必要です。6年間勉強して卒業することによって、はじめて国家試験を受験することができます。この6年間も、文系の大学生などとは違って、授業や実習などがかなりハードなので、それなりの覚悟が必要です。

 大学の医学部を卒業後、医師国家試験に合格すると医師免許が与えられます。医師免許取得後、大学病院などで研修医として内科・外科等の必須科目を実際の患者を診察しながら知識を身につけると、やっと医師としてのスタートラインにたつことができます。その後、内科や外科であれば、最低5年の実地修練と一定数の症例を経験し試験に合格すれば、専門医の資格を得ることができます。

 その後の医師の道としては、勤務医の求人募集に応募して経験を積み、開業医となるか、勤務医として医科長や院長を目指すか、あるいは大学の医学部で研究を続け、講師や教授を目指すか働き方は様々です。

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